熱供給事業の導入事例

横浜市北仲通南

[ 事業者サイト:東京都市サービス株式会社 ]


横浜港を見渡す再開発エリア(北仲通南地区)に、地上32階、地下2階の横浜市新市庁舎が完成しました。新市庁舎内に設置された熱供給プラントは、水害リスクを考慮して主要設備を市庁舎4階に設置し、隣接する横浜アイランドタワーさまにも併せて熱供給を行います。設備の主な特長は、 蓄熱槽 (2,800m3)の設置により設備容量・ピーク電力を削減、デマンドレスポンスへの対応と災害時には 蓄熱槽 水を市庁舎トイレ洗浄水等の非常用雑用水として転用します。
また、 コージェネレーション システム(1,000kW)を導入して、通常時はプラント内電力を自家消費し、余剰分を横浜市庁舎さまへ供給を行い、災害時には横浜アイランドタワーさまに電力を供給します。当プラントは、運転の最適化により排熱を100%利用したエネルギーの合理的かつ効率的な運用と、災害時の機能維持可能なBCP対策を備えた当社初の熱電併用供給プラントです。

(1)プラント (2)横浜市市庁舎 (3)横浜アイランドタワー 

事業登録平成30年7月20日
(事業許可)
供給開始令和2年2月1日
営業地域神奈川県横浜市中区本町6丁目50番地
延床面積182,772m² R2.6.1現在

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