熱供給事業の導入事例

田町駅東口北

田町駅東口北地域では、従来の地域熱供給をさらに進化させたスマートエネルギーネットワークによる省CO2型のまちづくりが進められています。熱、電気、情報のネットワークを構築し、需要側と供給側が連携して最適な運転制御を行います。省CO2の排出削減率は、従来型の地域熱供給と比較して、43%となっています(16年度実績)。将来的には、西側の開発エリアに設置する第2スマートエネルギーセンターと連携することにより、省CO2とセキュリティーの一層の向上を実現します。
地域熱供給は、このような最新技術を導入することが可能な都市インフラとしても期待されています。

※2000年頃竣工の 蒸気 吸収式冷凍機 、 温水 吸収式冷凍機 、炉筒煙管ボイラ、ガスエンジン コージェネレーション システムを導入した地域熱供給システムを想定

(1)プラント(第1スマートエネ ルギーセンター) (2)愛育病院 (3)しばうら保育園他 (4)みなとパーク芝浦 (5)(第2スマートエネルギーセンター)〔将来〕

事業登録平成28年4月1日
(事業許可)(平成24年3月12日)
供給開始平成26年11月1日
営業地域東京都港区芝浦1-16、 3-1-19の一部
延床面積1,207,500m² H29.3.31現在

地域の需要最適制御

田町駅東口北地域のスマートエネルギーネットワーク

熱・電気を効率的に供給するために、再生可能エネルギー・未利用エネルギーを積極活用します。コージェネレーションシステム(CGS)を導入することで、不安定な再生可能エネルギーを補うとともに、省エネおよびエネルギーセキュリティの向上を実現します。
さらに、ICTを活用し、スマートエネルギーセンターと複数の建物を熱・電気・情報のネットワークで連携し、エリアのエネルギー需給の最適制御・エネルギーの見える化を行います。

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