熱供給事業の導入事例

西郷

[ 事業者サイト:株式会社神戸製鋼所 ]

阪神間には灘五郷と呼ばれる日本酒の一大生産地があり、酒造各社は重油ボイラー等を保有して、蒸米・洗瓶等の工程で多くの蒸気を利用しています。本事業は、灘五郷の一つである西郷の数社に対して、これらのボイラーに代えて、「神戸発電所」の排熱を活用した熱供給を行うもので、地域全体での省エネルギーに貢献しています。
発電所タービンから抽気した蒸気を用い、熱交換器にて所定の圧力の蒸気を発生させ、これを各社に供給しています。
蒸気発生に必要なエネルギーを約30%削減できています。

※酒造会社で保有していたボイラーへの投入熱量と、発電所のボイラーに追加投入する熱量との差から算出

(1)プラント (2)沢の鶴 (3)オエノンプロダクトサポート (4)関西ボトリング

事業登録平成28年4月1日
(事業許可)(平成12年9月28日)
供給開始平成14年4月1日
営業地域兵庫県神戸市灘区新在家南町 3、4、5丁目の一部

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