地域熱供給(地域冷暖房)は、 冷水 や 温水 等を一箇所でまとめて製造し、 導管 を通じて街(建物)に供給するシステムです。
複数の建物等に熱を供給し、 加熱能力 が21GJ/h以上の規模の熱供給事業は、「 熱供給事業法(※) 」の適用を受けます。
個々の建物で熱源設備を設置する『個別熱源方式』に比べて『地域熱供給』は、省エネルギー性・環境保全性・防災性に優れており、また、スマートシティやBCD(業務継続地区)の構築に必要不可欠なエネルギー供給システムとして期待されています。
区分 | 熱供給事業法の適用を受ける場合 (以下の要件を全て満たす場合) |
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要件 | 需要 | 一般の需要 |
規模 | 加熱能力21GJ(ギガジュール)/時以上 | |
供給数 | 複数の建物 | |
事業者 | 需要家と資本関係のない第三者または、自家使用にならない事業者 |