地域熱供給(DHC)とは

地域熱供給中長期ロードマップ 基本方針

ー街の脱炭素化、新しい街づくり、レジリエンス強化への貢献に向けてー

 基本方針

地域熱供給中長期ロードマップの基本的考え方

  • 地域熱供給業界は、2050年を見据えて、エネルギー転換者・サービス提供者・強靭化支援者の3つの役割を軸とした地域総合サービス業界(DTS:District Total Service)への進化を決意し、2020年4月に「地域熱供給の長期ビジョン」を公表。
  • 社会が持続可能な開発目標に向けて情報・環境・エネルギー関連技術の進展を反映しつつ変化していく一方で、地震等の災害リスクの高まりが国民生活・経済活動の持続化への大きな懸念となっている状況から、街のエネルギー供給を支える地域熱供給業界として、2050年に向けたトランジション期において、下記3点の多様なアプローチを複合的に組み合わせた先進的な取組を共有しつつ、引き続き、街の脱炭素化の実現、新しい街づくり、街の防災性能の強化へ貢献していく
      ①最新技術の導入による省エネ・省CO2運転の取組 ②熱の脱炭素化に向けた取組 ③街のレジリエンス強化に向けた取組 

地域熱供給中長期ロードマップ~シナリオイメージ

取組の推進

  • ①最新技術の導入による省エネ・省CO2運転の取組②熱の脱炭素化に向けた取組③街のレジリエンス強化に向けた取組を着実に進めるためには、エネルギーの供給側・需要側の融合によるエネルギーの有効利用システム(セクターカップリング)が重要性を増す中、エネルギー転換者・強靭化支援者・サービス提供者としての地域総合サービスとしての地域熱供給の果たす社会的機能が広く官民に適切に理解されることが重要。
  • このため、国・地方自治体に地域熱供給の持続化や円滑な導入に係る制度環境の整備に向けた取組を求めていくとともに、国・地方自治体、関係業界と協働して地域熱供給の普及に向けた取組を進めていく。

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