熱供給事業の導入事例

JR東海名古屋駅北

[ 事業者:名古屋熱供給株式会社 ]

JR東海名古屋駅北地域は、平成27年11月、大名古屋ビルヂングの開業に合わせて熱供給を開始しました。現在3件(大名古屋ビルヂング、JPタワー名古屋、JRゲートタワー)のお客さまに熱を供給しています。
当地域のプラントの特徴として、3件のお客さまの建物の地下へそれぞれプラントを設置し、それら3つのプラント間を 導管 でつなぐことにより、プラント相互のバックアップが可能となり、熱供給の安定性を向上させています。
プラント間を 導管 でつなぐことにより、例えば、低負荷期においては、それぞれのプラント(熱源機器)で熱をまとめて製造し、そこで製造した熱を他のプラントへ熱融通する等、ネットワーク全体で最も効率的な運転を行うことが可能となっています。
また、熱源機器についても、深夜電力を利用した氷 蓄熱システム とガス コージェネレーション システムの排熱の有効利用を組み合わせた、電力とガスのベストミックスによって省エネルギーを図る、環境にやさしい熱供給システムを採用しています。

プラント (1)大名古屋ビルヂング (2)JPタワー名古屋 (3)JRゲートタワー

事業登録平成28年4月1日
(事業許可)
供給開始平成27年11月1日
営業地域愛知県名古屋市中村区名駅1丁目ほか
延床面積587,000m² H29.3.31現在

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