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「地域熱供給中長期ロードマップ」の策定について

一般社団法人日本熱供給事業協会

「地域熱供給中長期ロードマップ」の策定について

 
日本熱供給事業協会は、2050年の熱のカーボンニュートラル化による脱炭素社会の実現、新しい街づくり、街の防災機能の強化への貢献を目標とした『地域熱供給中長期ロードマップ』を策定しました。

地域熱供給が担う「エネルギー転換者」「サービス提供者」「強靭化支援者」の3つの役割を軸として、2020年に公表した『地域熱供給の長期ビジョン』で示す地域総合サービス事業者への進化の歩みを着実に進める考えを示す内容としています。

       <中長期ロードマップ:2050年に向けたトランジション期のアクション>
         【アプローチ1】最新技術の導入による省エネ・省CO2運転の取組
           ・デジタル・AI活用熱製造システムの実装
           ・CCUの導入に向けた検討
         【アプローチ2】熱の脱炭素化に向けた取組
           ・カーボンオフセット熱の供給の開始
           ・再エネ熱・排熱の有効利用システムの実装
           ・関係業界等と連携したクリーンガスの導入
           ・関係業界等と連携した水素の導入
         【アプローチ3】街のレジリエンス強化に向けた取組
           ・地方自治体と連携した
            ①コージェネ設置型熱供給プラントの災害時における熱と電力の継続供給
            ②蓄熱槽設置熱供給プラントの災害時における消防用水・生活用水の継続供給の推進

また、各アプローチに関連した会員事業者等の先進的な取組事例を『地域熱供給中長期ロードマップベストプラクティス集』として取り纏めています。

脱炭素社会の実現、新しい街づくり、街の防災機能の強化の目標達成に向けて、日本熱供給事業協会ならびに会員熱供給事業者は、中長期ロードマップで示した最良の技術を組み合わせるマルチアプローチにより、時代の要請や熱供給地域の特長に応じた熱の供給を推進してまいります。

以 上

         地域熱供給中長期ロードマップ 基本方針 >>

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