熱供給事業の導入事例

札幌市都心

[ 事業者サイト:株式会社北海道熱供給公社 ]

札幌市都心地域は全国的にも広域な106haで広大な熱供給を展開しています。エリア図(1)の中央エネルギーセンターでは天然ガスに加え木質バイオマスを燃料とした高 温水 を供給しており、木質バイオマス導入前3年間と比較し、CO2の削減率が67%となっています。また、エリア図(2)の札幌駅南口エネルギーセンターでは、ガスタービンによる天然ガス コージェネレーション 、エリア図(3)の道庁南エネルギーセンター、同(4)の赤れんが前エネルギーセンターではガスエンジンによる天然ガス コージェネレーション により、電力のほか、排熱を利用した温熱・冷熱を供給しています。これらの天然ガス コージェネレーション 活用型エネルギーセンターでは、積雪寒冷地の気象条件を活かしたフリークーリングにより冷熱を製造・供給しており、また、 冷水 導管 を接続してエネルギーセンター間で連携運転をすることで、更なる省エネ、環境負荷低減を図っております。これらの取り組みを通じて、札幌市が掲げる「低炭素」、「強靱」、「快適・健康」なまちづくりに貢献して参ります。

(1)中央エネルギーセンター (2)札幌駅南口エネルギーセンター (3)道庁南エネルギーセンター (4)赤れんが前エネルギーセンター (5)JRタワー (6)道庁 (7)北海道警察本部 (8)植物園 (9)日本銀行札幌支店 (10)時計台 (11)市役所 (12)札幌三井JPビルディング (13)テレビ塔 (14)日本生命札幌ビル (15)北洋大通センター 他80件(H29.3時点)

事業登録平成28年4月1日
(事業許可)(昭和47年12月25日)
供給開始昭和46年10月1日
【平成16年11月札幌駅南口地区と統合】
営業地域北海道札幌市中央区都心部
延床面積1,897,075m² H29.3.31現在

木質バイオマスの活用イメージ

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